正しいブラッシング

こんにちは!

ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック歯科衛生士の林です。

だんだんと春らしいお天気になってきましたね!天気予報によると今週の日曜日は15℃だそうです♬

日々の診療をしていてみなさんにお話することが多いことをブログでも書かせてください(^_^)

それはブラッシングの強さです!

当院では歯の表面の汚れをチェック、歯面清掃するため染め出しでの検査を行っています。

その中で患者様とお話しているとブラッシングの圧力が強い方がとても多いです!

ブラッシングが強くなってしまうと歯肉が下がって歯がしみやすくなってしまったり、楔状欠損といって歯と歯茎の境目がえぐれてしまう症状が起こったりします💦

適正な歯ブラシの強さは100-200グラム程度と言われています。だいたい少し毛先がしなるくらいですね!

また持ち方もペングリップと呼ばれる鉛筆のような持ち方、ぐっと握るパームグリップという持ち方があります。

わたしのおすすめはペングリップです!パームグリップに比べ細かい操作がしやすいのと大きい力がかかりづらいような持ち方なため力が入りやすい方はとてもおすすめです!

また広がった毛先の歯ブラシは清掃性が低くなってしまうので1ヶ月に一回の歯ブラシの交換がおすすめです(^_^)

皆さんもぜひこの機会にブラッシングの強さを見直してみてくださいね!

 

チョコレートと虫歯の関係

こんにちは。ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック、スタッフの増田です。

今年もバレンタインデーが近づいてきましたね!

チョコレート好きにはたまらない季節です♪

しかし、チョコレートを食べるとなると虫歯の心配が…という方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、多くの方が抱いておられるであろうイメージ通り、チョコレートは虫歯の原因となりやすいとされる食べ物のひとつです。

ただ、チョコレートが特別に歯に悪いというわけではありません。

虫歯の原因となりやすい食べ物の特徴のひとつは、お口の中に長い時間とどまりやすいもの、歯にくっつきやすいものであることです。チョコレートを食べた後、お口の中がどんな風になっているかを思い出していただければ分かりやすいかと思います。あちこちの歯にくっついてしまっていることがよくありますよね。同じ理由でキャラメル等も虫歯になるリスクが高いとされています。

だからといって、そういったお菓子等を一切食べてはいけない、という極端なお話をするつもりもございません。食は人生の大きな楽しみです。甘くて美味しいおやつは人の心をほっと和ませ、幸福にしてくれるもの。大切なのは何を食べるかよりも、どう食べるかであると言えます。

だらだらと食べ続けるのではなくメリハリをつけて食べ、お口の中に食べ物が入っていない時間を長くするよう気をつけたり、食べた後にはしっかり歯磨きをするよう心掛けたりといった工夫で、虫歯になるリスクを減らすことができます。

また、チョコレートの主な原料であるカカオには、実は虫歯の原因となる物質は含まれていません。

カカオ自体には甘さが全くないため、甘みをつける目的でチョコレートには砂糖が入れられています。虫歯の原因となるのはその砂糖なんです。

ですので、ユニークな試みとしましては、砂糖の代わりに虫歯の原因とならない人工甘味料であるキシリトールを使用して作ったチョコレートが販売されていたりもします。

大手の通販サイトで取り扱っているようですので、お子様の虫歯が心配な方や、どんな味か気になるという方は検索してみてください♪

(当院ではキシリトール使用チョコレートのお取り扱いはございません。)

以上、この季節にちなんだチョコレートと虫歯の関係についてでした。

知覚過敏について

こんちには!

ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック歯科医師の加藤です!

 

最近また風が冷たくなりましたね。

冷たいお水を口に含んでズキンとしみる方も多いのではないのでしょうか。

そこで本日は冷たいものや甘いものでしみる「知覚過敏」についてお話ししようと思います。

 

そもそも歯がしみるとはどういった事が起きているのでしょうか。

それにはまず歯の構造を説明しないといけません。

歯には神経が入っており、これを「歯髄」と呼びます。

知覚過敏とは虫歯でもないのにこの歯髄に刺激が伝わることで一過性の痛みを生じることを言います。

 

また歯は歯肉より上の「歯冠部」と歯肉に埋まっている「歯根部」に分かれています。

通常の歯がしみにくいのは、この「歯冠部」がエナメル質という硬い材料に覆われているためです。

しかし何かの原因でこのエナメル質に覆われていない部分が露出すると知覚過敏が起きると言われています。

そして覆われていない場所の材料のことを象牙質と呼びます。

 

このため知覚過敏とは正式には「象牙質知覚過敏症」と呼びます。

ではなぜエナメル質に守られていない場所が出てきてしまうのか。

 

一つはエナメル質の摩耗です。

過度のブラッシング、歯軋り、酸による溶解などが挙げられます。

もう一つは歯肉の退縮です。

これも過度のブラッシングや歯周病の進行により起こります。

 

知覚過敏と言っても色々な原因が考えられ、それにより対応策も変わってきます。

冷たいものがしみる、は何かのサインかもしれません。

もし思い当たる節がありましたら気軽にご相談して下さい。