なぜヒトの歯は一度生え変わるの?

なぜヒトの歯は一度生え変わるの?

おはようございます!

品川区大井町駅から徒歩5分の歯医者、ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックのスタッフです(^o^)

私たち人間の歯は6歳から12歳にかけ、乳歯から永久歯へと一度だけ生え変わります。

皆さんはなぜ歯が一度だけ生え変わるのか、知っていますか?

乳歯と永久歯の仕組みに大きな違いはありません。

しかし、永久歯は一生使うものであるため、エナメル質や象牙質の厚みは乳歯の約2倍もあります。

これは、私たちの人生が80歳まであるとしたら、その約八分の一、70年を永久歯で過ごすために丈夫でなくてはならないからです。

歯には食べるための咀嚼以外にも発音や表情作りのサポート、

咀嚼による脳への刺激、唾液の分泌など様々な役割があり、それらの役割を永久歯は約70年も担わなければなりません。

だから永久歯は乳歯よりも丈夫で大きな構造になっているのです!

また、乳歯は20本だったのに対して永久歯は親知らずを含めて32本と決められており、

より多くの歯で私たちの生活を支えてくれています。

だからこそ、今ある歯を大切にしなければなりません。

では、初めから永久歯のように丈夫で数の多い歯が生えればいい!と思いませんか?

しかし、子どもと大人とでは顎の大きさがとても異なります。

子どもの顎はとても小さく、中には大人の半分の大きさしかない子どももいます。

そんな小さな顎に、永久歯のように大きく、数の多い歯はとても収まりきりません。

それゆえ、幼少期には小さめの歯、乳歯が生後6ヶ月頃から生えはじめ、2歳半頃に乳歯が生え揃うようになっているのです。

そして、顎骨が成長するにつれてさらに大きな歯が必要となります。

もし乳歯のままで生え変わらなければ、歯間に大きな隙間が開き、新たな口腔問題や口腔疾患を引き起こす恐れがあるからです。

私たちの歯が一度生え変わるのもちゃんと理由があるんです(^^)

私たちの歯は幼少期に一度しか生え変わりません。

つまり、今あるこの歯は私たちにとってとても大切な一生のものです。

この先もずっと、自分の歯で健康に暮らしていくために、毎日の口腔ケアからコツコツ始めていきましょう!

歯磨きで免疫力を高める!

こんにちは(^^)

品川区大井町駅から徒歩5分の歯医者、ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックです!

新型コロナウィルスがますます猛威をふるい、

私たちの感染予防対策もなかなか難しくなっています。

そんな中、今歯科医学界では口腔ケアにより新型コロナウィルス感染を防げるのではないかとたくさんの研究者が研究をしています。

歯磨きなどの口腔ケアでインフルエンザへの感染率が下がることは立証されており、この結果から新型コロナウィルスにも効果が期待できると考えられています。

また、免疫力が高ければウイルスや細菌などに対抗し、体を守ってくれます。病気の発症を予防したり、症状の重症化を防いだり……

私たちが健康に生活する上ためには日々意識して免疫力を向上するために頑張らなければなりません!

免疫力をあげる方法の一つとして、口腔ケアがあります。

歯に付着しているプラークは最近の塊です。

プラークは歯磨きや歯医者でのクリーニングでしか落とすことができません。

そしてもう一つ、口の中には最近の塊があります。舌苔と呼ばれ、舌の表面に付着しています。

舌苔は口臭の原因にもなるものです。

口腔内の細菌を減らすことで口腔内の免疫システムがしっかりと働くことができます。

また、歯周ポケットにも細菌が溜まりやすいため、歯周病を放置せずに早めに治療・予防を開始することも重要です。

風邪や感染症などの病気に負けない体づくりをするために、まずは簡単な口腔ケア、正しい歯磨きから始め、口腔内の細菌を除去し、免疫力を高めていきましょう!

口腔ケアから免疫力UP!!

こんにちは。ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック院長の鹿野です。

感染が依然として収まっていない中で、歯科医院に行くのは怖いという方が多いかもしれません。

しかしながら、実は口腔ケアというのは対ウイルスにとっても非常に大切な要素になるのです。口腔ケアにより細菌数を減らし口腔内の免疫力を上げIgAをしっかり働かせることで病気の感染リスクを下げることができます。

※インフルエンザに関しては研究結果として予防効果があることが分かっていますが、コロナウイルスに関しては現在研究段階とのことです。

また当院でもコロナウイルス感染症対策はしっかりと行っておりますので、安心していらしていただければと思います。

歯のヘルスリテラシー

こんにちは、品川区大井町駅から徒歩5分の歯医者、ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックです🦷

いきなりですが、『歯のヘルスリテラシー』という言葉を耳にしたことはありますか?

『オーラルヘルスリテラシー』と言われることもあります。

これは、

『歯や口腔内についての必要な健康・医療情報を入手して理解し、正しく効果的に活用する能力』

のことを指します。

WHO(世界保健機関)では、未就学児から高校生まで、年齢に対応した教材とテーマで

口腔内の健康を維持するための指導を受けることの重要性を訴えています。

早い段階でお口の中を健康に保つ方法を学び、知識を得ることで、

むし歯や歯周病、知覚過敏などの口腔疾患を予防することにもつながります。

また、歯周病や歯肉炎などを予防することで、口腔疾患を原因とする全身疾患の発症リスクも抑えることができます。

幼い頃から歯について学ぶことで子供たちが少しでも歯に興味を持ってくれれば、

生涯、歯を健康で清潔に維持することが可能になるのです!

そのためにもお家での歯磨きや、歯医者での歯磨き指導がとても重要になってきます。

当院ではお子さんに歯医者への苦手意識を感じさせないために、

歯科衛生士や歯科医師が優しく歯磨きの指導を行っています。

お家で歯磨きをする際のポイントなどもお教えしていますのでお気軽にご相談下さい!

歯のヘルスリテラシー教育はデンマークやイギリスなど様々な予防歯科先進国で導入されています。

日本でも幼稚園や小中学校などで導入される日も近いかもしれませんね。

まずは簡単なお家での歯磨きから始めてみましょう!

歯についての絵本や動画などで虫歯などの仕組みや怖さを知り、

歯磨きや歯医者での定期的なケアの大切さをお子さんに伝えていきましょう☺️