こんにちは。
ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニック歯科医師の寺本です。
近年、歯科治療においてボトックスが注目されており、当院でも人気の治療となっております。
ボトックスは主に美容目的で知られていますが、歯科領域でもさまざまな効果が期待されています。今回は、ボトックスがどのように歯科治療に役立つかを紹介します。
- 顎関節症(TMD)の改善
顎関節症は、多くの人が抱える問題で、痛みや顎の動きの制限を引き起こします。ボトックス注射は、顎の筋肉をリラックスさせ、痛みを軽減する効果があります。これにより、患者はより快適に生活できるようになります。
- 歯ぎしりと食いしばりの治療
ストレスや不安からくる歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎に大きな負担をかけます。ボトックスを使用することで、咬筋(こうきん)の緊張を緩和し、これらの症状を軽減することが可能です。
- 歯科治療に伴う不安の軽減
ボトックスには、リラックス効果があります。歯科治療に対する恐怖や不安を感じる患者に対して、ボトックスを使うことで、よりリラックスした状態で治療を受けられるようになるかもしれません。
- 顔の非対称の改善
一部の患者は、歯科治療によって顔の非対称を気にすることがあります。ボトックスを使うことで、顔の筋肉のバランスを整え、より自然な見た目に近づけることが可能です。
◎まとめ
ボトックスは、歯科治療において新しい可能性を開く治療法です。顎関節症や歯ぎしりの改善、歯の破折防止などさまざまな利点があります。
興味のある方は、ぜひご相談ください。