こんにちは。ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックの小林です!
段々と暖かくなり春らしい季節になってきましたね🌸
この時期になると花粉症に悩まされる方も多いかと思いますが、意外と花粉症の症状で歯が痛むがあることをご存じでしょうか?
今回は花粉症と口腔内の関係についてお話いたします。
花粉症によって鼻づまりが起きると口呼吸になりやすく、口呼吸よってお口の中の水分が蒸発し乾燥してしまいます。また花粉症のお薬によっては唾液の分泌量を抑える成分も入っているため、更に乾燥しやすくなってしまいます。唾液にはお口の中の自浄作用や殺菌作用があることから、お口の中が乾燥し唾液が少なくなってしまうと浄化作用等が十分に働かず、口腔内細菌が繁殖しやすい環境になってしまします。このような状況で歯ブラシが行き届いていないと歯垢がつきやすくなったり、歯茎の炎症で腫れや痛みが起こります。
また、花粉症が原因で鼻腔(鼻の周りから頬の裏側にかけて広がっている空洞)に細菌が感染し、炎症を起こす「副鼻腔炎」や「蓄膿症」になられる方もいらっしゃいます。この鼻腔は上の奥歯の近くに位置しているため、炎症によって上の奥歯などを圧迫し痛みや歯が押し出されているような浮いた感覚が起こります。
このように花粉症とお口の中には意外な関係性があるんです!
花粉症はお辛いかと思いますがご自身でできる口腔内ケアとしては
・キシリトールガムや食事をしっかり噛むようにし唾液の分泌を促したり、こまめにお水を飲みお口の中を潤った状態にしておく
・十分な睡眠や偏った食生活や刺激物などを控え、健康的な生活で免疫力を高める
・歯石がつきやすい状態な為いつも以上に丁寧な歯磨きを心がける
などが挙げられます!
当院はGW中も診療しておりますので、花粉症による口腔内トラブル以外にもお痛みや違和感、定期検診などなにか気になることがございましたらお気軽にご連絡下さい(*^_^*)
また、4月27日(木)は機械点検による停電のため診察開始時刻が11時からとなっております。ご迷惑おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。