歯周病

歯周病

歯周病とは歯周病菌という細菌が、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケットといいます)に感染し炎症をおこし骨を溶かす病気です。
初期の段階では自覚症状はほとんどなく、徐々に口臭の症状や歯がぐらぐらになり放置すると歯が自然に抜け落ちる状況になっていることも少なくありません。

歯石除去

歯石は取り残した歯垢(しこう=プラーク)が長期間に渡って硬くなったものです。ですから一度歯石をとって、きちんと歯磨きができていれば、なかなか歯石はできてくるものではありません。しかし、完全に歯磨きをすることが非常に困難なため、わずかに取り残した歯垢が徐々に歯石になっています。できれば少なくとも半年~1年に1回は定期検診をして歯垢の取り残しがないか、また歯石が再びできていないかチェックしてもらうことをお奨めします。

歯周病治療と予防

歯周病予防 ①染めだし(染色)をします。色が変わったことで歯垢や歯石が確認できます。色の薄い部分は比較的新しい歯垢 色の濃い部分は古い歯垢です。まずは見える歯石や歯垢をブラッシングでとります。
歯科衛生士のもとで行われる正しいブラッシング指導(TBI:トゥース・ブラッシング・インストラクション)をさせていただきます。ブラッシングはご自身でできるセルフケアですので力をいれて指導しております。

歯周病予防 ②見える部分が綺麗になったら次に見えない歯石を取ります。染め出し、TBIを行う事で見える部分はきれいになり歯肉が以前より締まりますが歯ぐきや歯周ポケットの見えない部分には歯石が残っています。この歯石を特殊の器具を使い除去(スケーリング)します。
スケーリング後は凸凹になった歯根の表面を滑らかにする治療(ルートプレーニング)行います。これで表面が滑らかになり虫歯が未然に防ぐことができます。 スケーリングとルートプレーニングはセットの治療でSRPと呼びます。

  歯垢を除去した後もご自身のブラッシングによるケアや定期的にメンテナンスをすることで歯周病を予防することができます。

染めだし
染めだし
歯石除去前
歯石除去前
歯石除去後
歯石除去後
スケーリング
スケーリング
セルフケア1
ご自宅での
セルフケア2
セルフケア

歯周外科 -骨の再生-

歯周組織再生療法とは?
歯の寿命を延ばすために、歯周病で溶けてしまった骨を回復させることを目的として行います。
代表的な歯周組織再生療法には、次のようなものがあります。

〇骨移植    自家骨、人工骨を用います
〇GTR法    GTR膜という膜を使う方法です
〇エムドゲイン 骨の再生を促すと薬剤を使う方法です

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