こんにちは!ブリリア大井町ラヴィアンタワー歯科クリニックの歯科衛生士大石です。
春は花粉症に悩まされる方が多い季節ですね。
鼻が詰まって息苦しくなると、無意識に口呼吸が増えたり、薬の影響で口が乾燥したり…。実は、花粉症とお口の健康には深い関係がるんです!
今回は、花粉症シーズンに気をつけたいお口のケアについてお話しします。
1. 口呼吸が増えると虫歯・歯周病のリスクがアップ!
花粉症で鼻が詰まったり、予防のためにマスクをすると自然と口呼吸になりがちです。しかし、口呼吸にはこんなデメリットがあります。
✅ 口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなる
✅ 唾液の自浄作用が低下し、虫歯や歯周病のリスクが上がる
✅ 口臭が発生しやすくなる
対策:
✔︎ 意識して鼻呼吸を心がける(鼻づまりがひどい時は耳鼻科の受診も◎)
✔︎ 就寝時に加湿器を使う
✔︎ 口の乾燥を防ぐため、こまめに水分補給をする
2. 花粉症の薬による「ドライマウス」に要注意!
花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)には、唾液の分泌を抑える副作用があります。
唾液が減ると、口の中の細菌が増えやすくなり、虫歯や口臭の原因となります。
対策:
✔︎ 水やお茶をこまめに飲む(カフェインの多い飲み物は控えめに)
✔︎ キシリトール入りのガムを噛んで唾液の分泌を促す
✔︎ 食事の時によく噛む習慣をつける
3.花粉症シーズンこそ歯のメンテナンスを!
花粉症の時期は、お口の環境が乱れやすく、虫歯や歯周病が進行しやすいタイミングです。
また、春は生活が変わることも多く、歯医者に行く時間を確保しづらくなることもあります。
4月を迎える前に、一度歯科検診を受けて、お口のトラブルを未然に防ぎましょう!